JR東日本の大人の休日倶楽部で参加申し込みをしたら無料ペアチケットが送られてきました。
昨年、白神山地で日本海に沈む夕日や日本キャニオン、神秘的な青池、そしてブナ林の散策など堪能してきましたのでとても興味がありました。
当日は白神山地の特別映像上映や、スペシャルゲスト辰巳琢郎さんの講演、白神山地山の二人の案内人と登山家の小松由佳さんのトークセッション、白神山地プレゼント抽選会など、とても楽しめた内容でした。
辰巳琢郎さんは私と同じ年です。でも生で見るとまだ青年の雰囲気が残っていてとてもうらやましく思ったおじさんでした。
辰巳さん曰く、白神山地は自然遺産として登録されていますが、文化遺産としても価値が十分にあるということです。
それはトークセッションで案内人や元マタギの方々の話を聞いていてその通りだと感じました。
日本には明治以前には「自然(ネイチャー)」や「芸術(アート)」という言葉は無かったそうです。
日本人はごく普通に自然に接し、芸術を堪能していたということなのです。
その文化を引き継いでいるのがマタギの方や案内人の方々なのです。
マタギと聞くと単なる猟師を思い浮かべるようです(私も)が、その方々は自然と共有した生活をされているんだと…
たとえば熊を撃つ。これは猟ですがマタギの方々は山の神に感謝するそうです。
そして必要以上には猟をしない。
日本人はご飯を食べるときに「いただきます」と必ず言います。
これは生きているものをいただけるという感謝の意味だといいます。
西洋人にはこの感覚はないかもしれません。
富士山が世界文化遺産に認定されてこれから人気がさらに上がるので、白神山地は空いていて行くなら絶好の機会です(笑)
日本海側を縫うように走る五能線リゾートしらかみでもう一度その素晴らしさを味わいたい気持ちになりました。
残念ながら抽選会は外れましたが、ホールで開かれた地元産の商品はたくさん買って帰りました。
実に楽しいイベントでした。
さあ、行くぜ!東北。
写真は撮影禁止だったのでありませんのであしからず。
本年1月の定期診断で便2回検査のうち1回に血液反応が出ました。
大腸の精密検査を受けるように結果報告書にありましたので、受診した病院に相談すると、「同じ検査を2度する意味はないので安心料と考えて内視鏡検査を」と勧められました。
50代になっていることだしやっていても損はない。損どころか、もし大腸がんが見つかれば早期治療も可能だし、何もなければ安心できる。と考えました。
早速予約を取りましたが、なんせ初めてのことで不安だらけです。
食事制限は検査3日前から行いました。
朝:普段通りのおにぎりですが、白米のおにぎり(1個)にしました。
昼:普段はサンドイッチを食べていますが、この3日間は朝と同じ白米だけのおにぎり(1個)にしました。
夜:普段はビールとお酒に肉や野菜などですが、素うどん150gと冷奴1丁にしました。ビールの代わりにノンアルコールビールに替えました。
検査前日の夜だけは仕事で素うどんは食べられなかったので朝昼晩おにぎりとなりました。
帰宅し夜9時にプルゼニド4錠とピスコルファーナトリウムを水に溶かして飲みました。
0時には就寝しましたが、3時30分頃に下腹部痛がありトイレへ。
固形物と水様物の排泄がありました。
また軽い眠りにつき5時頃2度目の排泄。
うとうとしていると、6時になり6時60分からニフレック2Lを2時間かけて飲み始めました。
250mlのカップで8回に分けて飲みました。最初の2回は少しずつ、3回目からはほとんど一気飲みの勢いで15分おきに飲みました。
ニフレックはスポーツドリンクを薄くして塩味を効かせたような味です。
3日間の食事が効いていたのか、最初の1Lは楽々飲めました。
しかしなかなか便意が来ません。このままこなかったらどうしようと思っていると、飲み始めて1時間15分後に最初の便意がありました。
その後は定期的にトイレへ。11回くらい行ったでしょうか。
おしりはウォシュレットで流したらペーパーを当てて水けを吸い取るだけにしました。
全くおしりが痛くなりませんよ。
11時頃には便意も無くなり、病院に向かう1時まで水やお茶を飲みながらTV見たりPCをいたりしていました。
電車で10分くらいの病院でしたので途中下車を気にすることもなく(ここが一番気になっていました)到着。
14時30分からの検査でしたが先生とお話ししながら大した苦痛もなく20分〜30分くらいで終了しました。
カメラを挿入する分には痛みはありませんが、腸を膨らませるために空気を入れるのでおなかが張ります。その時は少しつらいですが、腹式呼吸をして数秒息を止めるだけで和らぎました。
自分の腸内を見ることは貴重な体験でした。カメラを持ってきて画面を撮ればよかったと思いました。
腸内には良性のポリープが1個見つかり、その場で摘出してもらいました。
最後に休憩ベッドで30分くらい休みましたが、周りを気にせずに腸にたまった空気を出すことが肝心なようです。
何事も体験してみなければわかりませんが、案ずるより産むが易しでした。
私の場合は普段から朝、昼はあまり食べないので苦にはなりませんでしたが、やはり検査3日前からの食事制限は排泄と腸内洗浄に絶大な効果がありそうです。
検査までの時間配分を考えれば落ち着いて処置できます。