2013.12.17 Tuesday
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管理人@GOROの日々感じたこと、見聞きしたことなどを感じたままに書いております。
2013.07.07 Sunday
「白神山地」の世界遺産登録20周年を記念し、記念フォーラムが開催されました。
JR東日本の大人の休日倶楽部で参加申し込みをしたら無料ペアチケットが送られてきました。
昨年、白神山地で日本海に沈む夕日や日本キャニオン、神秘的な青池、そしてブナ林の散策など堪能してきましたのでとても興味がありました。
当日は白神山地の特別映像上映や、スペシャルゲスト辰巳琢郎さんの講演、白神山地山の二人の案内人と登山家の小松由佳さんのトークセッション、白神山地プレゼント抽選会など、とても楽しめた内容でした。
辰巳琢郎さんは私と同じ年です。でも生で見るとまだ青年の雰囲気が残っていてとてもうらやましく思ったおじさんでした。
辰巳さん曰く、白神山地は自然遺産として登録されていますが、文化遺産としても価値が十分にあるということです。
それはトークセッションで案内人や元マタギの方々の話を聞いていてその通りだと感じました。
日本には明治以前には「自然(ネイチャー)」や「芸術(アート)」という言葉は無かったそうです。
日本人はごく普通に自然に接し、芸術を堪能していたということなのです。
その文化を引き継いでいるのがマタギの方や案内人の方々なのです。
マタギと聞くと単なる猟師を思い浮かべるようです(私も)が、その方々は自然と共有した生活をされているんだと…
たとえば熊を撃つ。これは猟ですがマタギの方々は山の神に感謝するそうです。
そして必要以上には猟をしない。
日本人はご飯を食べるときに「いただきます」と必ず言います。
これは生きているものをいただけるという感謝の意味だといいます。
西洋人にはこの感覚はないかもしれません。
富士山が世界文化遺産に認定されてこれから人気がさらに上がるので、白神山地は空いていて行くなら絶好の機会です(笑)
日本海側を縫うように走る五能線リゾートしらかみでもう一度その素晴らしさを味わいたい気持ちになりました。
残念ながら抽選会は外れましたが、ホールで開かれた地元産の商品はたくさん買って帰りました。
実に楽しいイベントでした。
さあ、行くぜ!東北。
写真は撮影禁止だったのでありませんのであしからず。
posted by とほ娘 ,2013/07/27 8:39 AM
posted by GORO ,2013/07/28 7:01 PM