今年のG1級は波乱が多い。
先週のオークスでは少し収まった感じだが、1,2番人気になるはずの2騎がそれぞれ回避とダービーに廻って混沌としていた。
さて、その牝馬ウオッカが参戦した今回のダービーはどうなるのであろうか。
まず今年の牝馬から考えてみよう。
今年の牝馬は非常に評価が高い。それはウオッカが勝った2歳のG1阪神ジュビナイルフィリーズのタイムだ。
1分33秒1は牡馬を含めて2歳馬としては最高の時計だ。
しかし桜花賞では2着と残念な結果に終わってしまっている。そして今年の牡馬の成績もけして劣っているわけでもない。
桜花賞1着のダイワスカーレットは2歳時では勝ったアドマイヤオーラにシンザン記念では負けている。
2歳時と3歳時ではその成長も変わってくる。牡馬も劣っているわけではないのだ。
ウォッカの参戦で話題となったダービーだが、勝ち負けまではきついであろう。特にいやな事は牡馬は2000以上を経験しているがウオッカは1600までしか経験していないということ。血統的には十分足りそうだが、牡牝混合戦で最後の直線でどこまでやれるかとなると疑問が残る。過去2000の経験が無い馬(勝ち負けは関係ない)は連対していないのだ。
さて、どの馬を取るかということになるが、ここは15.
フサイチホウオーでよいのではないか。東京コースは3戦3勝。父ジャングルポケットも東京巧者
2番手は14.
アドマイヤオーラ。母ビワハイジは平成でダービーに挑戦した牝馬だ。
皐月賞でもフサイチホウオーと同じ上がりのタイムを出している。ただアドマイヤオーラにはいやなデータがある。それは前走から乗り替わった馬に優勝馬無いということ。2400を制するには馬の能力と折り合いが鍵となる。
3番目が皐月賞馬の17.
ヴィクトリー。どうも気性が悪い馬のようだがレースになるとそれが良い方向に向いているように感じる。
このほかには
1.
タスカータソルテ(乗り替わり)
4.
ゴールデンダリア
8.
ドリームジャーニー
9.
ヒラボクロイヤル
12.
サンツェッペリン
16.
アサクサキングス(乗り替わり)
以上9騎の勝負と見た。
馬連で15→1.4.8.9.12.14.16.17
14→4.8.9.12.14.17
以上14点。
あとは明日の気配をみて。