娘が22日から九州へ学習体験旅行に行く(ここの学校は修学旅行ではなく本格的に学習発表の場なのだ)
昨日その用意をしていたがカメラを持っていくことになった(学校では基本的に携帯電話は禁止されている)
娘はどういうわけかデジタルよりフィルムの方が好きなようでLFを買いに行くと言い出した。
LFとはレンズフィルムカメラの略でいわゆる使いきりカメラ。(商標で言うと写るンです)
しかし家にはカメラがゴロゴロしている。もったいないのでカメラを持たせることにした。
そして今日写真屋にフィルムを買いに行ったのだ。(結構前フリが長い)
私は25年間写真業界に携わっていたのでそれなりの知識もある。しかし今日写真屋に行って驚いた。
135フィルムが単品で売っていない!しかも36EX(36枚撮)の3本パックが2個。5本パックにいたっては1個しか在庫がない。
しかも期限は1年。
もう考えられない状況である。
私が営業をしていたときには期限1年ではすでに期限切迫品として扱っていた。
フィルムもなま物である。ゼラチンベースに感光材料を塗布したものなので当然期限がある。それが1年。私が買って在庫が1個になったけど売れるのは何日後か・・・
時代の移り変わりは早いことを実感した日であった。
ちなみに家の近くの駅前には5軒の写真屋があったが3軒は撤退もしくは廃業していて残っているのは2軒のみ。そしてこの在庫状況である。
デジタルも手軽で良いけどアナログのフィルムも良いものだと思うのだけど・・・